e.g.掲載日: 2020年7月1日12:19
テキスト解析AIの活用で、特許調査業務を3〜10倍効率化
- 製造、
- 研究開発/サービス開発、
- 情報検索/探索、
- 実施企業
- トヨタテクニカルディベロップメント株式会社
- 技術提供
- 株式会社FRONTEO
- 目的
- 特許調査業務の効率化
- 概要
- トヨタテクニカルディベロップメント株式会社は、株式会社FRONTEOのAI「 KIBIT」を活用した関連文書抽出技術に着目し、特許調査支援システムを共同開発。特許調査業務にかかる多くの労力と時間を削減した。
- 効果
- 特許調査の工数を大幅に削減(感覚的には3〜10倍),より付加価値の高い業務へのシフトが可能に
- 課題/背景
- IoT、自動運転などの新技術の台頭に伴い、従来より幅広い分野の技術調査・解析が求められる中、特許分類やキーワード検索で数百から数千件までに絞り込んだ文献を全て人の目で確認する従来の方法では、多くのノイズや確認漏れが避けられず、対策を検討していた。
- 実施内容
- 特許に関する調査・解析・権利化支援などの知的財産(IP)事業を行うトヨタテクニカルディベロップメント株式会社は、日々増え続け、難易度も高まる特許調査業務を効率化するため、株式会社FRONTEOのテキスト解析AI「KIBIT(キビット)」を搭載した特許調査支援システム「Patent Explorer」を共同開発し、導入した。
- 結果
- これまではサーチャーが全て読み込んでいた検索式による検索結果を、Patent Explorerで解析し、高スコアとなった特許文献・段落を優先して読み込むフローへと変更。上位数%程度で該当する文献が摘出されることも多くあるなど、感覚的には3〜10倍までスピードがあがり、多くの労力と時間を削減。調査・解析にかかる業務負荷が軽減されたことで、より付加価値の高い分析やコンサルティング業務にシフトすることができるようになった。
- e.g.掲載日 2020年7月1日12:19
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