e.g.掲載日: 2020年7月1日12:23
AIが「退職リスクが高い」と判断した新入社員への追加フォローで、離職率が大幅に減少
- 小売/サービス、
- その他、
- 情報検索/探索、
- 実施企業
- 株式会社ソラスト
- 技術提供
- 株式会社FRONTEO
- 目的
- 新入社員の離職防止
- 概要
- 株式会社ソラストは、新入社員の離職を防ぐ取り組みに株式会社FRONTEOのAI「 KIBIT」を導入。新入社員の面談記録を解析し、不安や不満を抱える人を早期に発見しフォローを行うことで離職を防ぎ、定着率を高めた。
- 効果
- 早期離職リスクが高い社員の特定・追加フォローが可能 ,離職率が大幅に減少,膨大な面談記録のレビュー業務も効率化
- 課題/背景
- 新入社員へは、コミュニケーションシートを使った年 7 回の面談を行い、抱える不安や悩み・問題に応じて、配置換えなどの対策を早期に講じることにしていた。しかし、月間2,000 名超の面談記録のレビューは負担も大きく、また、面談者(人)による判断には限界があり、退職リスクの高い新入社員を見逃してしまうこともあった。
- 実施内容
- 全国の医療機関で受付や保険請求等の医療事務関連サービスを提供する株式会社ソラストは、株式会社FRONTEOのテキスト解析AI「KIBIT(キビット)」を搭載したビジネスデータ分析支援システム「Knowledge Probe」を導入。コミュニケーションシートのコメントや面談記録をKIBIT で解析した。
- 結果
- 不安や不満を抱えている傾向がある新入社員のコメントを、退職につながりやすい順にスコア化してあらわすことで、フォロー が必要な対象者を効率的に抽出した。また、面談者が特に問題を感じず、見逃してしまうケースにおいても、 KIBITは文章や表現の機微を捉え退職リスクを検知した。AI によって退職リスクが高いと判定された新入社員に離職防止の追加フォローを行ったケースでは、それを行わなかったケースに比べ、離職率に統計的に有意な差があることも確認された。
- e.g.掲載日 2020年7月1日12:23
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