e.g.掲載日: 2020年5月27日17:00
保証/修理サービス関連データの集約・分析にAIアナリティクスを適用してコスト削減を実現
- 自動車、
- バックオフィス、
- 予測、
- 実施企業
- American Honda Motor Co. Inc.
- 技術提供
- SAS Institute Japan株式会社
- 目的
- サービスの中で不敵さな保証対応コストの削減機会を特定
- 概要
- American Honda Motor Co., Inc.は、SAS Institute Japan株式会社のアナリティクスを利用し、修理作業、パーツ、顧客、その他の詳細に関する情報などの膨大なデータから不完全/不正確/不適正な保証請求を迅速かつ的確に特定し、コスト削減機会を抽出
- 効果
- 保証請求分析の高速化,人の手で行っていたデータ抽出を無くし、人件費を削減,年次ベースの予測と実績のズレを縮小
- 課題/背景
- American Honda社は、車両に対する保証修理を実施しており、この領域で多大なコスト負担が生じないように、保証が請求された時点で、アナリティクスが申請内容の完全性と正確性を確認している。このとき、不完全・不正確・不適切で疑わしい申請があれば、手作業で調査していたが、煩雑で時間がかかる問題があった。同社は、不適切な保証対応コストの削減という目標を掲げたとき、修理作業、パーツ、顧客、その他の詳細に関する情報をふるいにかけ、コスト削減の機会を特定することが求められていた。
- 実施内容
- American Honda Motor Co., Inc.のアドバンスト・アナリティクス・グループが保証関連データにSAS Institute Japan株式会社のアナリティクスを適用したことで、保証請求審査グループとディーラーの現場担当者は、不完全/不正確/不適正な保証請求を迅速かつ的確に特定できるようになった。
- 結果
- 本システムを導入後、毎月1名が1週間をかけて行っていた保証対応サービスの集約およびレポート化を自動で行えるようになり、人件費を52%削減できた。また。不適切なデータ保証請求の請求時間が3倍以上早く、かつその発見確率が人手では35%だったにも関わらず、76%に発見確率が上がった。さらに、SASを用いたアナリティクスは、年次ベースの予測と実績のズレを1%以内にとどめることに大きく貢献している。
- e.g.掲載日 2020年5月27日17:00
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