e.g.掲載日: 2019年12月6日9:44
手作業で行なっていた単純作業にAIを導入して年間約2万5700時間の工数削減に成功
- 不動産、
- オートメーション、
- RPA、
- 実施企業
- 株式会社オープンハウス
- 技術提供
- 社内開発
- 目的
- 工数削減とビジネス速度の向上
- 概要
- 株式会社オープンハウスは、物件案内図の帯の差し替え作業を自動化するAIを自社開発し、作業工数を大幅に削減
- 効果
- 年間で2万5700時間の工数削減, 社員のモチベーション向上, ビジネス速度の向上
- 課題/背景
- 不動産会社に貼り出されている物件案内図には、不動産会社名、連絡先、免許番号など必要な情報が記された“帯”と呼ばれる部分がある。不動産の仲介において、他社の取り扱い物件を紹介することは基本的には可能であり、その際、物件案内図の帯は自社の内容に差し替える必要がある。「帯替え」は帯を自社のものに差し替えるだけなので作業自体はとても単純であるが、大量に物件を紹介する場合、その分作業量が増えてしまい、非常に手間がかかるという問題があった。
- 実施内容
- 不動産事業を手がけている株式会社オープンハウスは、今まで手作業で行なっていた物件資料の帯の差し替え作業を自動化するAIを自社開発した。過去に作成された帯替えした案内図およそ4000のデータを使用し、プロジェクト開始から2、3ヵ月で実用化。プロジェクト開始から、全自動化までは全てインターン生が行なった。
- 結果
- 完全に自動化されたことで、年間で2万5700時間の工数削減に貢献。また、手間がかかるという社員の心理的負荷も軽減され、社員のモチベーションも向上。会社としてのビジネス速度の向上にも成功した。
- e.g.掲載日 2019年12月6日9:44
- 事例情報はe.g 登録時点のものになります。
- 掲載内容の更新や削除についてはこちらまでご連絡ください。