e.g.掲載日: 2020年7月1日12:14
熟練スタッフの知見を学習したAIで、就労ストレスによる病状悪化・離職の予兆を早期に発見
- 教育、
- カスタマーサービス、
- 情報検索/探索、
- 実施企業
- 株式会社LITALICO
- 技術提供
- 株式会社FRONTEO
- 目的
- 就労ストレスによる症状の悪化・離職の予防
- 概要
- 株式会社LITALICOが運営する就労移行支援事業所LITALICOワークスでは、ストレスによる症状悪化・退職を未然防ぐ仕組みに株式会社FRONTEOのAI「 KIBIT」を活用。熟練スタッフの知見をAIに学習させ、就労者の病状悪化の予兆を発見することで、早期のケアを実現し重篤化を回避している。
- 効果
- ハイリスクの方の早期検知を実現,支援記録確認の負荷軽減,AIの判断基準を学ぶことで、新人スタッフの能力も向上
- 課題/背景
- 何らかの障害・疾病のある方の就労支援においては、ストレスによる症状の悪化や退職に至る前に、その予兆を捉え未然に防ぐことが重要となるが、微細なサインを発見するのは容易ではなく、スタッフによる予兆発見の精度には大きな差が存在していた。
- 実施内容
- 障害のある方の就労支援事業を推進する株式会社LITALICOは、就労ストレスなどによる症状悪化・退職を予防するため、株式会社FRONTEOのテキスト解析AI「KIBIT(キビット)」を搭載したビジネスデータ分析支援システム「Knowledge Probe」を導入。 AIで就労者の支援記録を解析し、症状の悪化や退職のリスクを検知することとした。
- 結果
- 症状が重篤する前にアラートをあげ、早期介入できるケースが増えているだけでなく、リスクの高い方の支援記録を優先して確認することができるようになったことにより、予兆発見からサポートまでのワークフローのクオリティが向上。また、AIの判断基準を知見として学ぶことで、スタッフが予兆に気づく能力も向上した。
- e.g.掲載日 2020年7月1日12:14
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