e.g.掲載日: 2019年8月23日5:56
道路下の空洞調査データ解析をAIで自動化し作業時間を半減
- エネルギー/インフラ、
- オートメーション、
- 異常検知、
- 実施企業
- 川崎地質株式会社
- 技術提供
- 富士通株式会社
- 目的
- 道路下にある空洞検査作業の負担軽減
- 概要
- 川崎地質株式会社は、経験と人員が必要だった道路下の検査作業を富士通株式会社のAIを導入することで自動化し、作業時間を自動化した
- 効果
- 作業時間の半減,約100%の異常検知精度を達成
- 課題/背景
- 道路下にできる空洞の探査は、100kmあたり1000~2000にも及ぶ莫大な量の探査データを5~6人がかりで確認する必要があり、およそ1ヶ月かかるとされていた。さらに人の目で行うデータ解析は客観性を伴わないため、空洞を見逃す可能性もあった。
- 実施内容
- 川崎地質株式会社は、まず膨大な教師データを作成し、富士通株式会社の「Zinraiディープラーニング」に読み込ませた。新しい教師データを提供しながらチューニングを進め、異常検知の1次判別を行った。その後、人の目による再チェック作業を行った。
- 結果
- AIを導入することで総解析時間を2分の1に削減した。ほぼ100%に近い精度で異常反応を検知することが可能となり、異常反応を見逃さないブレのない解析を実現した。
- e.g.掲載日 2019年8月23日5:56
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