e.g.掲載日: 2019年8月23日5:56
がんの遺伝診療が必要な患者をAIで発見し、早期の遺伝カウンセリングを可能に
- 医療/福祉、
- その他、
- 予測、
- 実施企業
- 地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンター
- 技術提供
- 株式会社AIT
- 目的
- 遺伝カウンセリング促進
- 概要
- 地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンターは株式会社AITのAIの活用し、遺伝診療が必要な患者を拾い上げ遺伝カウンセリングを実施
- 効果
- 経過観察中
- 課題/背景
- がんは遺伝要因と環境要因が関係して発症する病気であり、重要な遺伝子の“傷”を遺伝要因に持っているとがんを発症する可能性が高くなる。遺伝性腫瘍と呼ばれ、遺伝学的検査で診断されるが、専門家が少なく、遺伝診療が十分に行き届いていないことが課題であった。遺伝医療を必要としている患者や家族に適切な遺伝情報や社会の支援体制等を含むさまざまな情報提供を行う認定遺伝カウンセラーは約250名しかおらず、数が不足していた。
- 実施内容
- 地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 神奈川県立がんセンターは、認定遺伝カウンセラーが網羅できる患者やその家族が限られている現状を打開しようと、遺伝カウンセリングチームが新たな研究を立ち上げた。膨大な数のがん患者から正確な情報を得て、遺伝診療が必要な患者を拾い上げ、遺伝カウンセリングにつなげるためにはAIの活用が有用なのではないかと考え、株式会社AITとの共同研究を開始した
- 結果
- がんに限らず誰でも遺伝性疾患を発症する可能性があるため、AI適用分野を広げることや、他の医療施設での活用も考えている。
- e.g.掲載日 2019年8月23日5:56
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