e.g.掲載日: 2019年8月23日5:56
データ管理業務をRPAで効率化、残業時間の大幅な削減に成功
- 情報通信、
- オートメーション、
- RPA、
- 実施企業
- 株式会社船井総研コーポレートリレーションズ
- 技術提供
- RPAテクノロジーズ株式会社
- 目的
- 業務の自動化
- 概要
- 株式会社船井総研コーポレーションズ業務を効率化のために、RPAを導入し業務負担の軽減を図った
- 効果
- ロボット導入後は残業がほぼゼロに
- 課題/背景
- 経営セミナーや研究会などの集客顧客管理といった業務を担っており、業務を効率化する必要があった。新規の顧客情報が毎年増えており、業務量は必然的に増加、残業時間も年々増加していくという状況があり、人員を増やさずに業務を進めるためには、効率を高めることが大きな課題となっていた。同社の社員は約200名のうち9割が女性で、産休、育休、介護といった理由で人員がたびたび増減する。人員増減にも柔軟に対応できる体制をつくる必要もあった。
- 実施内容
- RPAを導入し、2名の担当者が1カ月間の研修を受けた後、ロボット開発を進めていった。Web経由で申し込みのあった顧客情報をSalesforceに登録する「顧客登録」と、セミナーへ申し込みのあった顧客情報を同じくSalesforceにセミナー参加者情報として登録する「参加登録」をRPA化した。 毎年夏に開催する大規模セミナーを前に、約6,000名分の参加登録を行う必要があり、従来は、スタッフ30名で毎日10時頃まで残業して作業をしていたため、ロボット導入による効率化を狙った。
- 結果
- 顧客登録は1件当たり約5分必要だったが、ロボットなら1分30秒で処理でき、全件数の約60%をロボットが処理している。参加登録は1件当たり約3分必要だったが、ロボットなら約30秒で処理でき、全体の99%以上をロボットが処理している。顧客に発送したDMが宛先不明で返ってきた時に、顧客情報を「宛先不明」に変更する作業もRPA化した。返ってきたDMの管理番号をExcelに入力するまでを人間が行い、そのExcelを読み込んでSalesforce上のデータを修正する作業をロボットに任せている。
- e.g.掲載日 2019年8月23日5:56
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