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e.g.掲載日: 2019年8月23日5:56
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グループ内でRPAを内製化し年3万時間の余力創出で生産性向上に貢献

  • 建設、
  • オートメーション、
  • RPA、
実施企業
株式会社キャンディル
技術提供
RPAテクノロジーズ株式会社
目的
事務処理作業の効率化
概要
建物のライフサイクルサポートを行う株式会社キャンディルは、RPAテクノロジーズ株式会社のRPAを導入し、生産性向上を図った
効果
工数削減効果が年間3万時間
課題/背景
問い合わせ対応や技術者の手配、施工前後の報告といった事務作業が連日大量に生じるため、独自の基幹システムを構築して処理の効率化を図ってきた。一方、システム化に見合わない定型業務では手作業も少なからず残り、企業成長に伴い増大する「細かい手間」の省力化は急務となっていた。企業体質強化を要する株式上場を控えたタイミングで、同社はこうした業務改革を販管費抑制の一環に位置づけて本格化。大手企業に広まりだしていたRPAに着目した。
実施内容
株式会社キャンディルはRPAテクノロジーズ株式会社のRPAツールBizRobo!を導入した。定型作業をターゲットに、90の業務にロボットを導入。一連の業務で複数のロボットを用いる例もあり、常時稼働中のロボットは、合計でおよそ120体に達している。受注したリペアサービスの現場図面をサーバーに登録する業務では、発注者にも協力を依頼し、物件単位で付与したIDをPDFのファイル名として記載。これをRPAに読み込ませることにより、基幹システムに図面ファイルをアップロードする業務をすべてロボット化できた。
結果
ここまでのロボット化で創出されたリソースは、労働時間換算で年間3万時間相当。投資を大きく上回る効果で、販管費抑制という当初の目標を順調に達成しつつある。さらに、ロボット導入部署の人員や残業時間、売上高に関する前後比較では、売上の伸びが総労働時間の伸びを上回った。RPA導入を機に、既存業務の代替にとどまらない新たな業務も開拓されている。
参照元URL
https://rpa-technologies.com/case/case009/
  • e.g.掲載日 2019年8月23日5:56
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