e.g.掲載日: 2019年12月21日0:00
AIとRPAを導入することによりコンプライアンス業務を月200時間の工数削減
- 金融/保険、
- オートメーション、
- テキストマイニング、RPA、
- 実施企業
- 株式会社イオン銀行
- 技術提供
- RPAテクノロジーズ株式会社
- 株式会社FRONTEO
- 目的
- AI RPA化による工数削減
- 概要
- 株式会社イオン銀行は、株式会社FRONTEOが提供するAIエンジンとRPAテクノロジーズ株式会社が提供するRPAツールを導入し、工数削減を実現
- 効果
- 月200時間分の工数削減
- 課題/背景
- 金融商品を販売する際、1時間ほど店舗で顧客と面談を行う。その後、適切な勧誘であったかどうかを確認するため面談記録を作成し、法令遵守、適合性(購入の意志、理解度など)といった観点から、第3者によるモニタリングを行う。面談記録のモニタリングには3つのシステムをまたいで使っているため、1案件あたり約6分かかる。取引件数の増加を鑑みると、過大な工数がかかっていた。
- 実施内容
- 株式会社イオン銀行は、FRONTEO社が提供するAIエンジン「KIBIT」を導入した。銘柄の選定理由が記載されているか、投資初心者説明(投資初心者に対して定められている説明事項)などの有無をチェックする。株式会社イオン銀行は合わせて、RPAテクノロジーズ社の「BizRobo!」を導入し、形式的な書類の不備や異常値などを見つける作業も自動化した。
- 結果
- 人間による目視確認では、すべての案件に目を通してようやく疑いのある案件を100%抽出できるにの対して、KIBITを使用した場合は、全体の下位40%をチェックすることで90%の疑いのある案件を抽出できた。全体のAIとRPAの導入により、行員はコンプライアンス違反の疑いのある案件のみをチェックするだけで済むように。その結果、月間の作業時間はこれまでの250時間から50時間となった。
- e.g.掲載日 2019年12月21日0:00
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