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e.g.掲載日: 2019年12月27日17:34
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日本語学習をスマホでAI先生が添削

  • 教育、
  • カスタマーサービス、
  • 文字認識/OCR、
実施企業
Waoo Technology (Beijing)Co,. Ltd
技術提供
Baidu, Inc.
目的
ユーザー満足度向上
概要
Waoo Technology (Beijing)Co,. LtdはBaidu, Inc.のEasyDLを用いたカスタムプラットフォームで、日本語の手書きひらがなを正しい書き方か判定してくれるスマホアプリを開発
効果
98%の識別率を達成, ユーザー満足度の向上
課題/背景
ひらがなは日本語独自の文字であり、50音という種類の多さや、抽象的な形、中国国内で使う機会が少ないなど、日本語学習者が一番最初につまづきやすいポイントであった。ゆえに、学習者が普段勉強する際に、第3者視点から添削をしてくれるようなシステムを開発したかった。
実施内容
tesserocr, capture2textなどのソフトも試してはいたが、自社開発するにあたり、より簡単な方法でOCRモデルを運用したいと考えていた。そこでWaoo Technology (Beijing)Co,. LtdはBaidu, Inc.のEasyDLを用いて、プログラミングスキルがなくても簡単にモデル構築ができる環境を整備した。実際の手書きデータは、既存ユーザーにアプリ内で手書きしたひらがな文字を教師データとして収集することを通知し、実際のユーザーからデータを集めた。1つのひらがな文字に対して2000文字の教師データを学習させ、手書き文字判定AIを作成した。
結果
手書き文字判定AIは98%の識別率を達成し、日本語を学習するユーザーの学習効率が向上した。これにより、個人学習をする場合でも、書いたひらがなが正しいかどうかをAIが判定してくれる。サービス開始1ヶ月で1000人以上のユーザーが学習に利用した。
参照元URL
https://ai.baidu.com/customer/riyu
  • e.g.掲載日 2019年12月27日17:34
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